腸内細菌は善玉菌・悪玉菌・日和見菌の3つに分類されています。その中でも一番数の少ない菌が悪玉菌なのですが、体調に重大な影響を与えるのです。腸内細菌はこの3つの菌がバランスを保って初めて体調が整い、そのバランスは日々変わっています。

悪玉菌として一般的に知られている腸内細菌はウェルシュ菌や大腸菌などがあります。大腸菌は腹痛や下痢を起こしてしまう働きをしてしまいます。

一方ウェルシュ菌は食中毒を引き起こす細菌で、魚や鶏肉や牛肉の中に含まれていることが多く、汁物の料理には注意が必要です。また、集団食中毒の原因となる細菌もこのウェルシュ菌で、給食菌という別名もあるほどです。

特徴は加熱処理に耐える力が強く、ほかの細菌が死滅してしまってもこれだけは生き残るほどの強さを持っています。このような悪影響のある腸内細菌の影響で下痢などの症状が出るとそれによって腸内にある善玉菌も体外に出されてしまい、さらに腸内で悪玉菌が増える条件が整ってしまいます。

近年日本人の食生活が欧米化し、肉食が中心になるにつれ肉に含まれるウェルシュ菌などの悪玉菌が人間の腸内に増える機会を与えているようです。悪玉菌が増殖している状態が続くと、大腸がんへの移行の危険が出てきますので腸内環境を整える努力が必要です。